海外でパスポートが盗難にあった場合、保険は使える？
パスポートが海外で盗難された場合でも、保険は「使えます」。海外旅行保険に加入し、「携行品損害」という補償もつけていれば、パスポートが盗難された場合でも、再発行費用が支払われます。また大使館への交通費や、帰国できなくなり延泊した費用なども補償してくれる可能性があります。
なお盗難にあった際は、盗難されたことを証明する書類が必要です。具体的には現地の警察などに申告し発行してもらうことになります。また交通費や延泊費用などもすべて領収書が必要です。
となると、個人的にもっとも保険が活躍するのは現地でも日本語で電話相談できる「日本語サポートデスク」だと思います。警察に申告、といわれても、そもそも言葉は通じないですし、どこに警察があるのかすらもわからないことも多いのでは？
そんなときに、とにかく日本語で相談でき、具体的に何をすればいいのか指示してくれるサポートデスクの存在が「保険に入っていて良かった！」と最も感じるのではないでしょうか？
こういった痒いところまで手が届くサービスは、クレジットカードに付帯している海外旅行保険では利用できない場合もありますので、特に年会費無料のクレジットカードしか持っていないような方は、海外旅行保険に加入することをオススメします。
一人あたり数千円かかりますが、海外でのトラブルは思わぬ深刻な事態に発展することも多いので、加入したほうが安心です。実際に私の周りで、自動車保険や火災保険を使ったことがある、という人は少ないですが、海外旅行保険を使って助かった、という話はよく聞きます。それほど海外でのトラブルは多い、ということかと思います。
なお海外旅行保険は「ネットで加入できるもの」が断然お得です。旅行会社の窓口で加入するものより、同じ補償内容で半額近く安い場合があります。
ネットで加入できる海外旅行保険は「損保ジャパン日本興亜」「三井住友海上」「エイチ・エス損保」などがありますので、これらから保険料が安いものを選ぶのがいいでしょう。
＜保険会社の「日本語サポートデスク」について＞