肩こりに保険は使える?
肩こりが日本人特有の症状である、という話を聞いたことがありますか?
実際のところ、外国人でも肩こりに悩む人は多くいるそうですが、日本人に肩こりが多いのは間違いないようです。
国の調査によると、日本人の3人に1人は肩こりを自覚しているそうです。もはや国民の悩み、といっても過言ではないでしょう。
それではこんな肩こりに、保険は使えるのでしょうか?
答えは「残念ながら使えません」。保険は「急に発生したある人の不幸をみんなで助け合う」、という仕組みのため、慢性的な症状である肩こりに使えないのです。関連する保険は「健康保険」や「傷害保険」あたりですが、いずれも「怪我」が対象であり、慢性的な肩こりや腰痛は適用外です。
急に発生した症状か?がポイント
肩こりと似たような腰痛の場合でも「ぎっくり腰」は「急に発生した腰の捻挫」ですので保険が使える可能性大です。ただし慢性的にぎっくり腰になっていると、微妙になってきます。
このように「急に発生した」が大きなポイントなのです。
肩を捻挫した、脱臼した、ということであれば保険は使える可能性が高いでしょう。
肩こりは日常生活での身体への負担が、結果として「コリ」として現れてくるものです。
そういう不幸については、「みんなで助け合う保険」は使えず、「自分でなんとかして対処すべき」ということかと思います。そう考えると、まあ仕方ないかな、という感じですよね。。
余談ですが「肩こり」の英語を調べると「Stiff shoulder」という単語が出てきますが、意味としては肩こりよりも深刻な怪我や病気のニュアンスがあるようですので、英語で話す場合は注意が必要です。すごく心配されてしまうかもしれません。
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