こんな時、保険使える?

3分で保険金をゲットできる(?)シーン別攻略法

鳥の糞が直撃したら、保険は使える?

   

鳥の糞が直撃したら、保険は使える?

世の中、色々なトラブルやアクシデントがありますが、その中でもっとも予防が難しいのは「鳥の糞が直撃」ではないでしょうか?大空を自由に羽ばたく鳥たちが気ままにする糞ですので、いつどこで落ちてくるかは見当もつきません。もちろん鳥がいつも止まっている電線の下などは話が別ですが。。

このような、運悪く鳥の糞が直撃した場合、保険は使えるのでしょうか?(そもそも「保険を使おう」という発想が浮かばない人が大半だと思いますが。。)

答えは「使えます」。なぜか「火災保険」(!)が使えることがあります。鳥の糞でこうむる損害は「目に入って治療費がかかった」「カメラやパソコンに直撃して壊れた」などが想像できますが、前者は「傷害保険」、後者はなんと「火災保険」で「家財を補償の対象」にしており「携行品損害」というオプションをつけていれば使えます。

損害保険(自動車保険、火災保険、傷害保険など)は「急激」「突発」「外来」という3要件を満たした損害に使えるのですが、鳥の糞は「急に落ちてくる(急激)」「突然落ちてくる(突発)」「空から落ちてくる(外来)」とすべてを見事に満たしているため、3要件で言えばまったく問題ありません。

ただ問題は「鳥の糞で損害を受けるか?」という観点だけですので、本当に運悪く鳥の糞で大きな怪我や損害を被った場合は、ぜひ保険会社(できればまずは保険代理店)に相談してみてください。

とはいえ、鳥の糞での申告が来た場合、保険会社は当然身構えるので、直撃した状況の詳細なヒアリングや、客観的な証拠を求められるかもしれません。だからこそ、まずは保険代理店に相談した方がアドバイスをしてくれる可能性がありますのでオススメです。また保険会社から疑われないよう、写真をとっておく、場所なども控えておくなどの準備もなるべくしておきましょう。

大半の場合は、怪我やモノの損害よりも、精神的なダメージとクリーニング代の方が問題になると思いますが、残念ながら精神的なダメージとクリーニング代には保険は使えませんので、そこは諦めてください。

 

 

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