火災保険とは何?
2015/08/13
◯◯海上火災保険、などの会社名があるように「火災保険」という言葉はよく目にしますが、そもそも火災保険とは何か?と聞かれると、答えられる人は少ないのでは?
火災保険は「家」および「家にあるもの」が災害や事故、トラブルなどで損害を受けた時に、保険金をもらえる「損害保険」の一つです。単なる「火事になった時に使う保険」だけではないのです。
自動車保険は「自動車でなんかあった時に使う保険」ですが、その意味では「家保険」「住宅保険」といった呼び名の方が正しいと思います。実際、最近の火災保険は「住宅総合保険」などの呼び方をすることが多くなっています。
ではなんで「火災保険」なんていうややこしい呼び方をしているかというと、昔は火災が起きた時に使う保険だったのが、ライバル企業との競争や、顧客の要望などから、使える範囲が広がっていったから、だと思います。
小難しい話ですと、大抵の人はうんざりしてくると思いますので(笑)、以下だけ大まかに覚えておいてください。
- 火災保険は「家(建物やフェンスなど)」および「家にあるもの(家具、家電、宝石などの財産。家財といいます)」がなんかあった時に使える保険
- 火事だけでなく、落雷、台風、洪水、竜巻でも使えるし、「転んで壊した」「トイレが詰まった」などでも使えることがある、かなり守備範囲の広い保険
- 地震や噴火、津波では使えない。地震保険を火災保険に加えて、さらに別途入る必要がある。
火災保険を使える具体的なシーンは以下をご覧ください。「え?こんな時も使えるの!?」と驚くくらい、守備範囲が広い保険なので、覚えておいて損はないと思います。