サンルームが雪や台風で壊れたら、保険は使える?
2015/10/02
サンルームのある家、憧れますよね。冬は日向ぼっこ、夏は日焼けを楽しむなど、ワンランク上の生活を味わえる設備だと思います。でもサンルームって、結構壊れやすそうですよね?
サンルームが台風や大雪で壊れてしまったら、保険は使えるのでしょうか?
答えは「使えます」。火災保険で「建物」を対象に契約していれば、台風や大雪、落雷などの自然災害であれば、サンルームの被害もきちんと補償してくれます。ただし「自己負担額」「免責金額」などの呼び方で、被害額の一部を自分で支払う必要があることも多いのでご注意ください。
多くの方は忘れているケースが多いのですが、保険を契約するときに「自己負担額を設定すれば、保険料が安くなる」という説明を受け、設定していることが多いはずです。例えばサンルーフの修理が50万円かかるとします。この時に自己負担額を10万円で設定していると、保険を使っても50万円−10万円=40万円しか保険金はもらえないのです。
それでも保険金がもらえるので、かなり助かるとは思いますが、改めてご自分の火災保険の「自己負担額」については把握しておいた方がいいと思います。
なおサンルームの中に置いてあったものが被害を受けた時は、火災保険で「家財」、つまり建物以外の家具、家電、宝石などの財産を対象に契約する必要があります。「うちには財産なんかないから契約しない」という人が結構いるのですが、家財を対象にしないと、サンルームの中のものは一切補償されません。そのため多少なりとも家財も対象とすることをオススメします。特に火災保険は家財に関して使える範囲が非常に広いので、契約しないのはもったいない、と個人的には思います。