こんな時、保険使える?

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竜巻の被害にあったら、保険は使える?

   

竜巻の被害にあったら、保険は使える?

最近、竜巻の被害をニュースでみることが多くなってきた気がします。竜巻といえば今までは、アメリカなどの広大な土地があるところで発生するイメージでしたが、日本でも頻発するようになったのは、やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。。竜巻は被害範囲が比較的限定されますが、その被害は台風以上のことが多く、またいつ起きるか予測ができないため非常にやっかいな自然災害、と言えるでしょう。

では運悪く竜巻の被害にあってしまったら、保険は使えるのでしょうか?

答えは「使えます」。建物(家やフェンス、カーポートなど)、家の中にある家財(家具や家電、宝石や装飾品など)の被害は火災保険が使えます。また自動車の被害は、自動車保険が使えます。ただし、火災保険では補償の対象を「建物」「家財」と指定しますので、特に「家財」については指定せずに契約していることが多いため注意してください。自動車保険も「車両保険」を契約している必要があります。

なお「家財」については、貴金属や宝石、美術品といった高価なものは、契約時に保険会社に申告しておかないと、保険金がもらえないことがあります。なんとなく気持ち悪い、と思う人もいるかと思いますが、いざというときのためにも、できる限り保険会社に貴重な財産は申告しておきましょう。

また竜巻の被害は「風災」、つまり風による被害という扱いになりますが、まれに火災保険の契約でこの「風災」が補償の対象になっていない場合もあるようです。こちらも念のため確認した方がいいでしょう。こういった、補償をいくつか除外することで保険料を安くする商品もあるようですが、外す際は詳しい人の意見を聞いた上で、慎重に検討してください。

個人的には丘の上に住んでいる場合に洪水などの「水災」を外すのは合理的だと思いますが「風災」は竜巻などの異常気象が頻発している現状では、外すのは絶対に避けたほうがいいと思います。風はどこでも吹きますから。。

 

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