こんな時、保険使える?

3分で保険金をゲットできる(?)シーン別攻略法

窓を開けっ放しで雨が降り、漏水したら保険は使える?

   

窓を開けっ放しで雨が降り漏水した場合、保険は使える?

暑い季節は窓を開けっ放しにしたままのことも多いかと思います。

では窓を開けっ放しで外出してしまい、ゲリラ豪雨のような突然の雨が降り部屋が漏水、つまり水浸しになり、テレビやパソコンなどの家電が壊れたといった被害が発生した場合、保険は使えるのでしょうか?

答えは「自分の被害はまず使えません」。この場合、火災保険が対象となりますが「窓を開けっ放し」のような「うっかりミス」による被害は、補償されない場合がほとんどです。ただし、マンションやアパートなどの集合住宅で、階下の人に被害を与えてしまった場合、個人賠償責任保険が使える可能性があります。

例えば台風で窓ガラスの鍵が壊れ窓が勝手に開いてしまい、そこから吹き込んだ雨により被害が発生した、という場合、保険は使えます。今回のケースのように、自分の安易なミスで発生した被害は、一般的に保険は使えない場合がほとんどです。

ただ「安易なミス」でも、他人に被害を与えてしまった場合は、個人賠償責任保険が使えます。この個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険の特約(有料オプション)で加入できますし、気づかないうちに加入していることも多い保険ですので、もし他人に被害を与えてしまった場合は、諦めずに保険代理店や保険会社に相談してみましょう。

また自分の被害であっても、「安易なミス」かどうか、判断が難しいケースもあると思います。ですので、もし今回のようなケースでも諦めずに保険代理店に相談してみてもいいと思います。

なお保険会社に相談しても「使えない」と言われる可能性が高いのでオススメできません。保険会社はお金を我々に「払う」側ですので、利害が我々とぶつかるからです。一方で「優秀」な保険代理店は、我々側の立場で親身に相談に乗ってくれます。我々から信用を得ることが、長期的な利益につながることを彼らは知っているからです。

※ちなみに火災保険は「建物」に保険をかける契約と、「家財」(家電や家具、宝石、貴重品などの家にある財産)に保険をかける契約があり、今回のような「テレビ」や「パソコン」の被害は「家財」に保険をかけていないと使えませんのでご注意ください。

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